「どこか痛くなってから整体に行く」 もしあなたがそう考えているなら、少しだけ損をしているかもしれません。
多くの人は、歩けなくなったり、寝込んだりして初めて「健康の価値」に気づきます。
整体の本質は、壊れたものを直す「修理」だけでなく、本来の力を引き出す「メンテナンス(調整)」にあります。
今回は、筋肉や骨格以上に大切な「脳幹」と「神経」の視点から、なぜメンテナンスが必要なのかをお話しします。
1. 筋肉や骨格は、あくまで「結果」でしかない
肩が凝る・腰が痛い。これらは目に見える「結果」です。 では、その筋肉を硬くし、骨格を歪ませている「原因」はどこにあるのでしょうか?
その答えは「神経系」の指令にあります。
私たちの体は、脳からの電気信号が神経を通って筋肉に伝わることで動いています。神経の流れが滞れば、いくら筋肉を揉みほぐしても、脳が「守れ(固めろ)!」という指令を出し続けている限り、すぐに元の悪い状態に戻ってしまうのです。
2. 生命のコントロールセンター「脳幹」
整体において、私たちが筋肉や骨格以上に注目しているのが**「脳幹(のうかん)」**です。
脳幹は、呼吸、血圧、体温調節、自律神経のコントロールなど、私たちが意識せずに行っている「生きるための機能」を司る中枢です。
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ストレスや疲労で脳幹が疲弊する
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自律神経が乱れ、神経伝達がスムーズにいかなくなる
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無意識に体に力が入り、骨格が歪み、筋肉がガチガチになる
この流れを放置して「痛くなってから」対処するのは、火事が燃え広がってから消火活動をするようなもの。大切なのは、脳幹がリラックスし、神経がスムーズに流れている状態をキープすることです。
3. 「不調がない=健康」ではない
多くの人が陥る罠が、「痛くないから大丈夫」という思い込みです。
神経の伝達エラーは、痛みが出るずっと前から静かに始まっています。
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ぐっすり眠れない
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なんとなく疲れが取れない
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集中力が続かない
これらは、脳や神経からの「初期警告」です。
この段階でメンテナンスを行うことで、脳幹の機能が活性化し
自然治癒力が最大限に発揮される体へと整えることができます。
結論:メンテナンスは未来の自分への「投資」
「悪くなってから治す」のは苦労が伴いますが、「良い状態を維持する」のは心地よい習慣です。
整体によるメンテナンスは、単なるマッサージではありません。
神経の回路をクリアにすることで、あなたの心身のパフォーマンスを底上げする「自分への投資」です。
「最近、自分の体に耳を傾けていないな」と感じたら、ぜひ一度、神経のスイッチをリセットしに来てください。
10年後も、動ける体でいるために。


