なかなか治らないその不調、体の「お知らせボタン」が原因かもしれません

「マッサージに行っても、首・肩こり・腰痛がすぐにぶり返してしまう」

そんなしつこい不調にお悩みではありませんか?実はその症状、体の奥深くにある内臓からの「SOSサイン」かもしれません。私たちの体には、内臓の不調をそっと知らせてくれる、不思議な「お知らせボタン」が備わっているのです。

体からのサイン、「お知らせボタン」とは?

オステオパシーでは、この「お知らせボタン」を「チャップマン反射点」と呼びます。これは、体の表面にある、押すと少し痛かったり、小さなコリコリとして感じられたりする点のことです。

では、なぜお腹の中の不調が、背中や胸といった体の表面に現れるのでしょうか?

それは、私たちの体が「神経」という1本の電線でくまなくつながっているからです。内臓と体の表面は、背骨の近くで同じグループの神経につながっています。そのため、内臓に疲れがたまると、その情報が神経を伝わって、関連する皮膚や筋肉に「ここが不調ですよ!」というサインとして現れるのです。

「お知らせボタン」と「血流」の深い関係

そして、ここからが大切なポイントです。この内臓とつながる神経は、実は「血管の太さを調節する」という重要な役割も担っています。

水道の蛇口をイメージしてみてください。内臓の不調で神経が緊張すると、まるで血管の蛇口がキュッと固く締められてしまうように、血の流れが悪くなってしまいます。

血流が悪くなると、不調のある場所に新鮮な酸素や栄養が届きにくくなり、疲れの原因となる老廃物も溜まったままに。これでは、体が本来持っている「治る力」を十分に発揮することができません。

全身の巡りを整え、治る力を引き出す

そこでオステオパシーでは、この「お知らせボタン」を的確に見つけ出し、優しく、くるくると回すように刺激していきます。

この穏やかな刺激によって、カチカチに緊張していた神経がリラックスし、固く締められていた血管の蛇口がふんわりと開いていきます。その結果、滞っていた血液がスムーズに流れ始め、不調を抱えた内臓や組織にたっぷりと栄養を届けることができるようになります。

これは、体の表面的なコリをほぐすだけでなく、不調の根本原因となっている内臓の働きと血流を整え、体が自分で治ろうとする力をサポートすることにつながるのです。

もしあなたが、原因のわからない不調にお悩みなら、それは体の「お知らせボタン」からのサインかもしれません。気になる症状があれば、ぜひ一度ご相談ください。あなたの体が発している小さな声に耳を傾け、健康を取り戻すお手伝いをさせていただきます。